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N相-SmC相転移

N相からSmC相への転移に伴い、妙な構造が見られることがあるらしい。ので、眺めてみることにした。先日に作った、ホットステージの試運転も兼ねている。
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これはN相。温度を下げていくと、右上から縞々が現れてくる
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これは、視野内で温度が均一ではなく、中心が低温になっているための模様。
更に温度を下げると
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と縞々が真中側に降りてきて、さらに
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縞々が通ったあとは、ぐちゃぐちゃの組織になる。そして
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ぐちゃぐちゃのも左下に去っていき、右上から、落ち着いたSmCの組織になっていく。
最後はSmCになった後
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なんか、一見すると、最初の組織に似ている。ので、ネマチックが、キラルになる転移を起こしたと見間違うことがあっても、確かに驚かない気はする。
撮影倍率は対物4倍。トランスファー2.5です
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by ZAM20F2 | 2011-11-03 18:02 | 液晶系 | Comments(0)

Smectic A, Thin cell

Smectic A, Thin cell
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SmA相の薄いセルでの成長。バトネと同じように、層法線方向に成長するが、立体的な構造にはならない。セル厚は数ミクロン。すべて同じ方向に揃っているのは、ラビングして配向処理したため。対物4倍。
※ジグザグ欠陥を見ようと思って作ったのだけれど、今ひとつだった。どうしたものだろう。
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by zam20f2 | 2011-06-17 08:05 | 液晶系 | Comments(0)

Smectic A Batonnets

Smectic A Batonnets
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スメクチックA相のバトネ。バトネは仏蘭西語で棍棒の意味と教わった。液晶の研究は戦前の仏蘭西で結構行われていて、そのため仏蘭西語の用語が残っている。棍棒といっても色々と装飾がついていて、叩かれるとかなり痛そうである。Friedelの1922年の論文のFig.9が線画だけれど、こんな感じの組織が描かれている。(そこの英訳ではrodletsとなっている。ちなみに、batonnetsのaの上には^がつく。
この写真は170ミクロンぐらいの厚いセルを使っている。初期の液晶研究では、おそらく、非常に厚いセルが使われていて、こんな感じのバトネ組織が普通に見られたのだろうと思う。最近では、こんな厚いセルをあえて使う事はまずないので、バトネとして紹介されている写真(例えばケント州立大のもの)では、こんなゴチック様式のような装飾はない、これをバトネと言われてしまうと……………成長が層法線方向の方が早いことは分かるのだけれど、明らかにセル界面で挟まれて成長している組織でしかなく、バトネというよりリーフパイだよねという気分になる。
撮影倍率は対物10倍、トランスファー2.5倍。
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by zam20f2 | 2011-06-16 06:54 | 液晶系 | Comments(0)

SmAからSmCへの転移

この前のエントリーの写真はTBBAのN相からSmA相になりかけなのだけれど、
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こちらは、SmC相。ざらついた印象は、SmAよりはSmCに似ているような印象がある。この写真だけを見せられたら、ひょっとするとN相と判断するかもしれない。ただ、よく写真を眺めると横方向に走る細い線が何本かある。もし、N相なら、転傾であるけれども、こんな感じで真っ直ぐはいることは稀で、もっとうねるので、何かが違うという感じは受けると思う。SmAからの変化をみるべく、温度を変えた写真を何枚かお見せしよう。

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by zam20F2 | 2008-09-03 06:44 | 液晶系 | Comments(0)

組織観察は降温が基本

しばらく前に出したDOBAMBCは、SmCから温度を下げると、固いSm相になる。これは、この前のと同じセルだけれど、セルが少し回転して場所もずれている。
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この写真は、随分と温度を下げていて、下のSm相になっているはずだけれども、組織上はあんまり区別がつかない。ただ、中央上部で、ラセン周期に乱れが見えるあたりに、下の相になっていることが示唆される。

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by ZAM20F2 | 2008-08-27 06:32 | 液晶系 | Comments(0)