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驢馬電子

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少しばかり変わったタイトルだけれど、ちゃんとした科学書。戦前に科学知識に連載されたものが単行本化されたものらしい。
戦後になって、中央公論社から改めて出版されているけれど、古本屋でとなりに並んだ戦前版の方が安かったのでこちらを拾ってきた。
その科学知識は
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こんな雑誌。残念ながら、これは驢馬電子が連載された号ではない。目次を見ると、青少年向きというよりは、一般の人向けの雑誌かなという印象がかなりある。兵器がらみの記事も結構ある気がする。
とはいえ、中身をきちんと読まずに
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カルピスは自称カピーだったのかと妙なところで受けている。
戦前には、これらの他に、図解科学(こちらにも伏見康治「光る原子、波うつ電子」が掲載されていたはず)や科学ペン、自然科学などの科学雑誌があったらしい。
by zam20f2 | 2009-10-04 13:44 | 科学系 | Comments(2)
Commented by mijinco-plant at 2009-10-05 04:15
恥ずかしながらブリュースター角なんて言葉を知りませんでした
偏光に関しても良く分かっていなかったのかと思い知らされて只今勉強中です

古い本は字体が独特でいいんですよね(興味ないでしょうけど)
オリジナルのフォントを作りたいとずっと思っているのですがなかなか実行には至りません
でもこんなのを見せられると盛り上がってしまいます
Commented by zam20f2 at 2009-10-05 20:41
ブリュースターはイギリス(だと思った)の物理学者で、万華鏡の発明者だったりします。ブリュースター角からずれると、一方の偏光も反射するようになるので、偏光フィルターの効きが悪くなっていきます。
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