地下鉄に乗った
ふと、型式名を見ると
えーと、クハ103って103系じゃないですか。103系といえば山手線。その前の茶色の電車は乗ったことはあるけれども、あまり記憶にない。103系と言えば鶯色の山手線なのだ。
でも、103系って、地下鉄対応じゃなかったはずだし、直流のはずだと混乱する。なにしろ、記憶の限りでは、海峡よりこちら側は交流電化のはずなのだ。
それにしても、ドアはステンレスになっているし、見慣れた103系とは何か違っている。確かに、窓枠とか、椅子の形状は103系なのだけれど、ドアをみると
などという、間違えても103系には張って欲しくないようなステッカーが貼ってある。えーと、山手線の中で座り込むのは酔っ払いぐらいで、だいたい、普通の時間は混んでいて座り込む余地なんてないですよ。そして極めつけは
この一角、何かというと
なのだ。えー、103系にトイレ……………。あり得ないものを見てしまった気分だ。
すでに地上に出ているので、窓の外を見ると
103系の窓からこんな景色を見ることがあるとは、思っても見なかった。