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集光と発散

レンズの前にスリット(といっても、ガラス板に黒いマスキングテープを貼って、カッターで1mm程度のスリットを切り出したものだ)を入れてみたもの。
凹レンズだと、
集光と発散_c0164709_2184687.jpg

と素直に拡がるだけで、普通の科学写真風になる。
一方凸レンズだと、
集光と発散_c0164709_2184427.jpg

と集光するけれども、レンズの端の方からの光は随分と前に集光している。球面収差というやつだ。
普通の科学写真だと、レンズの中心部分のみ使って、球面収差は出さないようにするのだけれど、ここでは、あえてというか、思わず球面収差が入った状態だ。
by ZAM20F2 | 2013-06-12 21:13 | 科学系 | Comments(0)
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