少し前の
OLYMPUS AIR A01 オープンプラットフォームカメラを顕微鏡につけてみるでは、適当なスペーサーを乗せてテープで巻けば良さそうなんていうことを書いたけれど「
2015年春の顕微鏡用デジタルカメラ選び」によると、レンズ無しのCマウントアダプターを買ってくれば、それで大丈夫らしい。
のだけれど……、……そんな話は知らなかったので、ネットオークションで見かけた使えそうな物を入手していた。
デッドストック品という触れ込みで、上にENG(B4)マウントらしきものがついた3眼鏡筒である。ENGマウントは2/3インチ素子のビデオカメラ用のマウントで、ニコンでも0.45倍のENGマウントアダプターなんてものもも出しているのだけれど、この鏡筒のカメラ部分の大きさを見てみると、縮小光学系のような複雑なものがはいっているような気はしない。そして、ENGマウントのフランジバックを考えれば、μ4/3は余裕のはず。という推測に基づいて家にやってきたわけだ。
最初の予定ではENGマウントを外して
という状態にして、その上にスペーサーと考えていたのだけれど、調べてみたらENG-μ4/3アダプターが世の中に存在していた。軟弱者なので、それを使おうと思ったのだけれど、ネット通販をみると、冗談のような値段のものが出てきて、色々と調べたら、それよりはかなり安価なものが出てきたので、取り寄せることにした。
つけてみると、何故か三脚座が横になる。
そのままA01をつけると、やはり横付けになる。
縮小レンズは入っていなかったので、等倍撮影だしピント面も問題ないので、そのままでも良かったけれども、上の3つのネジを緩めてμ4/3マウントを90度まわすことにした。A01は横向きではなく取り付けられたけれど、三脚座は横向きのままだ。ということは、ENGマウントのカメラを取り付けると、見た目横向きになるということだ。なんか、取り付けネジの穴を開ける場所を間違えたんじゃないかという気がする(下の穴の位置に対して上を30度ずらしているのを時計回りにするか反時計回りにするかを)。このあたりが、長期在庫品になってしまった理由であるような気もする。