キュッパの美術館にあった石は河原の石っぽい丸っこい石が多かった。で、思い出してしまったのは
という本。子ども向けの普通の工作本のように見えるけれども、眺めていると少しばかり毛色が変わっている。例えば、世の中には石に動物の絵を描くような“アート”があり、大抵の場合は適当な石にそれらしく絵を描く方向になるのだけれど、この本は動物の形状に似た石を捜すところから始まる。動物に見えるような石を捜すことによって、河原の色んな石に目が向くことを意図している。
そんな本だから、実現困難な石遊びも紹介されている。
どうやるのかというと
らしいのだけれど、石の種類にもよると思うけれど、どのくらい振ると河原の石になるのだろうか。
この本、好きな本なのだけれど、残念ながらというか、当然のようにというか絶版になっている。