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窓鋸の銘

大昔の山林伐採鋸に関するエントリーに上げた鋸の銘についてのコメントを頂いた。商標として「片道」とあったのを、私は返品なしと理解したのだけれど、土佐鋸は地名から来た「片}+「個別の名称」だそうで、その一つではないかとのお話であった。

鋸を買った店には土佐の打ち刃物もあったので、土佐から仕入れていることは間違いないので、鋸の銘も、ご指摘の通りに土佐一派のどこかなのだろうと思う。前のエントリーでは銘の部分を掲載していなかったので、改めて銘を掲載することにした。
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こちらが、窓鋸の銘。
ついでに、同じ店からの普通の伐採鋸。窓は開いていないタイプで、窓鋸より小振りの品。
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こちらは、玉鋼になっているけれど、さらに古いものなのか、安来の品と同年代なのかは不明。
by ZAM20F2 | 2016-06-05 12:08 | 物系 | Comments(3)
Commented by 川越 at 2016-07-14 18:32 x
以前「片道」の銘は土佐のものじゃないかとコメントさせていただいたものです。写真、ありがとうございました。またコメントが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

見せていただいた銘だと、土佐ものではないようです。安来鋼ですから時代が新しいものでしたら、その可能性もあるかもしれませんが、銘の打ち方はタガネを使ったもので、さらに「中屋」とありますから、まず西ではなく関東より上の方ではないかと想像します。全体の形がわかればもう少し想像がつくかもしれませんが、詳しいわけでもないので、ほどほどにしておきます。

下の写真には「玉鋼」とありますが、これも玉鋼には見えないですね。どちらも板の削りが「セン」を使っていないようですし、あまり古いものではないように感じますが、どうなんでしょうか?でもこういうことをいろいろと想像するのは楽しいですね。ありがとうございました。
Commented by たまたま拝見しました at 2019-06-11 12:34 x
いずれも中屋儀右衛門ですね。秋田県の名工です。2枚目の写真は「秋田県住中屋儀右衛門作」です。ひどく個性的な斜体ですが,逆に判別する際の特徴になります。会津の初代,中屋友右衛門の師匠も中屋儀右衛門ですから,少なくとも1枚目は鋸身の新しさ,安来鋼であることから何代か後の儀右衛門だと思います。
Commented by ZAM20F2 at 2019-06-12 08:04
> たまたま拝見しましたさん
鋸の由来をお教え頂き有り難うございます。この鋸、今から30~40年前に、飛騨高山の山林道具店にあった在庫品でした。思わず中屋儀右衛門さんで検索をしたところ、秋田の建材会社さんが出てきて、業態を変えながらも続いているのかなぁなどと思っております。
それにしても、Web,何かをアップしておくと、色々とお教え下さる方がいて、世の中には物事をご存じの方がいらっしゃるんだなぁと感じるとともに、とにかくWebに上げておいてよかったなと改めて思っています。
どうも有り難うございます。
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