三星アピオ刃先

三星ダイヤにはペネットの他にアピオというホイールがある。三星の説明では、ペネットは高浸透となっているのにアピオの方は、切断面がきれいというのが売りになっている。そのアピオの刃先。
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ペネットや日研のレーザーホイールと比べて溝が小さい。そして、もう一つの特徴は刃先角度が緩いことだ。このアピオは、ステンドグラスサプライさんで購入した物。アピオには、薄板用と中厚手板用と厚板用があるけれども、ステンドグラスサプライさんに置いてあるのは、薄板用のもののはず。カタログ上の適応ガラス厚は0.8~4mmとなっている。
刃先角度を画像から評価すると140度ぐらいの値が出てくる。ペネットやレーザーホイールが120度であるのに比べて遙かに緩い。これは、個人的には意外な結果で、薄板用を名乗るからには、刃先角度も薄板用カッターと同程度になっていると思っていた。140度も刃先角度があると、普通は1mm程度のスライドガラスを切るのには難儀する。しかし、アピオの場合は溝があるために、ホイールの直径が実効的に小さくなっている(そうすると、同じ刃先角度でも、より薄板対応となる)ので、薄板対応になるのかなという気がする。その一方で、刃先角度が緩いので、両側にガラスを押し広げる力が弱く、細かい欠けを生じにくいように思える。
Web上にはアピオが切れ味が悪いという感想も上がっているけれども、これは、刃先角度が緩くて力がいることから来ているのだと思う。しかし、アピオ刃には、その代償として、きれいな切断面という優れた特徴がある。
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by ZAM20F2 | 2018-02-20 08:25 | 物系 | Comments(0)
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