これだとなんだか分からないので、中を見てみると、
光の鉛筆シリーズのLyotのフィルターを読んでいたら、出てきた本で思わず取り寄せてしまった。
この本、偏光の作り方から計算方法、応用など一式記されている。目から鱗だったのは
の部分。ジョーンズマトリックスの計算とミュラー計算の違いがまとめられているのだけれど、今まで見た本で、こんな具合に整理されているのは見たことなかった。
式をみれば、理解できていたはずなんだけれど、ジョーンズ計算では位相も扱えるけれど、ミュラーマトリックスの計算は強度で行っているので、位相がらみは扱えないというのは、今まで、まったく認識していなかった。一つの理由は、ジョーンズ計算はしても、ミュラーマトリックスの計算をすることがなかったためなんだけれども、でも、なんか悔しい。