眺めていたら、待避中の間を本線の電車が通り過ぎていく。上から見ることは少ないなぁなどと、思わず、集電装置の写真を撮ってみたりする。
それにしても、16両編成で集電装置が2つしか付いていない。屋根の上を太いケーブルが走っているのだけれども、それでも新幹線って全M編成じゃなかったのか、そんなんで電流足りるのかと不思議に思ってしまう(なんか、今は全Mではないみたいだけれど)。
そういえば、この国で集電装置は長らく前後対象の形態だったと思うのだけれど、いつの間にか片側だけのものになっている。半世紀ぐらい前に欧州の電気機関車の写真をみて、片側だけのパンタグラフで大丈夫なのかと思った記憶があるのだけれども、逆にいうと、なんで、なかなか入ってこなかったのかとも感じている。
上から見ると、横から見ている限りはしらなかったことが見える。
ちょっと小さくて見にくいかもしれないけれど、屋根の上に号車番号が記してある。また、屋根の上は一様ではなく、配線か何かでパターンがある。
ところで、車両の側面は同じぐらいのきれいさだけれども、屋根の上は、白いものから、汚れまくっているものまで様々だ。
ということは、新幹線が使っている洗浄機は、側面は洗えても上面は洗えないということだ。考えてみれば、上には高圧電源があるわけで、そんなところでは水をまき散らしたブラシを動かせるはずはない。
というわけで、新幹線、通常は、屋根の上は未洗浄であることが分かった。