人気ブログランキング |

射出成形(特別展Ⅶ)

c0164709_14264065.jpg

計算尺の向こうに写っているのは目盛りの型。説明では計算尺全体がセルロイド製のようにも読めてしまうけれども、ヘンミさんのは内部は竹で表面がセルロイドだったと思う。セルロイドはおもちゃ等によく使われていたけれども、よく燃えて危険なので使われなくなった。
c0164709_14263986.jpg

こちらは、ピンポン球の整形道具。こんなのでピンポン球が作られているとは知らなかったよ。それにしても、ピンポン球がセルロイド製でなくなったとは知らなかった。これじゃあ、ロケット燃料が手に入らないじゃないか……。
ピンポン球を細かく切って、金属製の鉛筆キャップに詰め込んでキャップの口をペンチで適当につぶして、焚火に投げ込めば、キャップが焚火から飛び出してくるというのは、戦後の子どもの悪戯の一つではなかったかと思う。そういえば、「楽しい科学」のロケットの回でも、最後に大学の先生が出てきて、ロケット実験で怪我をする子どもが多発しているので、危ないからやらないようにと語りかける場面がある。セルロイドに限らず、花火の火薬を集めて火をつけるとか、ガラス瓶にドライアイスを入れて栓をして爆発させてしまうなど、やっちまった話は直接にではないにしても、どこかで聞いたことがある話でもあったように思う。

合成樹脂に話をもどすと、Uボート改めロ号潜水艦で運ばれたという射出成形機があった。
c0164709_14264048.jpg

頭の中で、潜水艦て人が出入りする程度のハッチしかない気になっていたので、こんなものをどうやって運んだのかと思ったけれど、考えてみれば、魚雷なんかも人の出入りするハッチから運び込めるわけもなく、絶対に大きなハッチがあるはずだ。そこの防水、大変だろうなぁなどと関係ないところで関心したりもしている。
この成形機、油断すると同じようなものが現役でどこかで動いている気もする。ドイツからわざわざ運んでくる位だから、政府間のやりとり的なものかとも思うのだけれども、銘板を見ると、代理店さんのものもある。
c0164709_14263955.jpg

どういう仕切りだったのか、引っかかっている。
by ZAM20F2 | 2018-12-22 14:39 | 科学系 | Comments(0)
<< _ 繊維の変遷(特別展Ⅵ) >>