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表面色と開口色

大夫前に出したカラーフィルターセット
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その中の2枚。オレンジと茶色。
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xy色度図を思い浮かべると、オレンジは存在するのだけれど、茶色は色度図の中には存在しない色だ。xy色度図には人が認知できるすべての色が含まれているはずなのだけれども、どこを探しても茶色は存在しない。

実は、色には「開口色」と「表面色」がある。開口色とは周囲が黒に囲まれた真中にある開いた穴から出てくる光で見られる色で表面色とは、周囲に別の色があるような日常的な環境で見られる色で、xy色度図で示されているものは開口色であり、開口色には、茶色、黄土色、灰色といった色調は存在しない。

テレビはパーソナコンピュータの画面はxy色度図で色彩が制御されているのだけれど、それにも係わらず、画面上で茶色系を認識できる。表面色というと、光源からの光を反射する状況のように感じられてしまうが、ディスプレイのように光を出しているものでも、様々な色が見える状況は表面色となる。

逆にいえば、表面色で茶色に見えているような物も、開口色条件に持っていくと、茶色じゃなくなるはずである。と言うわけで、周りを黒く覆ってみた。
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これは、オレンジがかった黄色あたりに見えている。先ほど茶色に見えた時に比べると、露出を長くしているのだけれども、目で見た感じもこんな色に見えている。

色、奥が深い。
by ZAM20F2 | 2019-07-03 07:27 | 科学系 | Comments(0)
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