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復活

前の前のエントリーに関してご近所さんから撮影についての質問がやってきたのはもっともな話だ。なにしろ、LAOWAの4mm,F2.8,Fisheyeの画角は210度ある。油断していると撮影者も部分的には画像に含まれることになる。

画角が180度を超える魚眼レンズの存在を初めて知ったのは、ニッコールの6mmで、画角は確か220度だったと思う。当時はもちろん、今でも買えるような価格ではなく、カタログで眺めるだけだったのだけれど、画角はそれより狭いとはいえ、180度を超える画角の魚眼レンズが199ドルという、1桁は設定を間違えているのではないかという価格で出ているのを見て、注文しないのは困難だ。

撮影体勢の話に戻ると、OPTICALLIMITSのレビューでも、このレンズで撮影した写真が忌々しいものになる二つの理由を挙げて撮影の難しさを説明している。適当に訳してみると

一つ目の理由は、望まなくても体の一部が写真の中に映り込むこと。お腹が出っ張って無いスリムな人でも足や、三脚の一部がしばしば映り込んでしまう。

画角が210度なので、普通の円周魚眼以上に注意する必要はあるけれども、これは円周魚眼あるあるかもしれない。でも、このレンズ、小ぶりなために、より面妖なことが生じる。それが2つめの理由だ。

グリップの小さなOlympus E-M5Mk2を使ってもカメラを普通に保持すると手が映り込んでしまう。手が映り込まないようにするためには、他の人からは間抜けな行動にみられようとも、カメラを上下で挟んで保持して手を真っ直ぐ伸して撮影する必要がある。Panasonic G9などのグリップの大きなカメラでは、グリップが写り込む可能性も考えられる。

このレンズ、普通のカメラとの相性は必ずしもというか、全然良くない。

というわけで、ねむっていたカメラが復活を遂げることとなった。
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これなら片手で保持できるし、普通に保持していれば手が映り込む心配はない。側面に大きなシャッターボタンがあるので、撮影も楽だ。空を入れた画像撮影では、これを持って片手を上げるけれども、まあ、物の形状が違うので、ウルトラマンごっこ(古っ……)をしていると間違われることもないと思う。このカメラ、もはや販売されていないのだけれど、販売期間中にこのレンズが発売されていたら、もっと派手に売れたんじゃないかと思う。


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これはレンズキャぷをつけた状態。キャップをつけた状態でも、小型レンズ用のレンズポーチに収るので持運びにも具合がよい。



by ZAM20F2 | 2019-09-20 06:02 | 物系 | Comments(1)
Commented by 近くの人 at 2019-09-20 23:22 x
このカメラを復活させて使っただろうというのは読みの範囲内でした。けれども、それで上下で挟んで手を伸ばせばOKというところまでは読み切れませんでした。このシステムならシンプルの極みで、スマートで素晴らしいです。どっかの山の上あるいは海の上での全天の星あるいは雲のタイプラプスなんてみてみたいですね。
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