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ロットリングのニブ

正式名称はstylographというのか針先泉筆というのか製図ペンというのか分かっていないのだけれど、通称はロットリングで通る。ロットリング社以外にもステッドラーもファーバーカステルも製図ペンをだしていたし、自分でも持っていた製図ペンはステッドラーだったのだけれど、ステッドラーといっても、銀河鉄道の夜あたりの連想から色鉛筆を思う人はいても、製図ペンを連想する人は少ないのではないかと思う。
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写真は、本体ではなく先端のニブの部分。手前は現行のペンのニブで後ろはかつてのペンのニブである。この写真だけでは、内部の構造が分からないので、昔のニブを分解した状態を示す。
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奥がケースで、手前が中針である。奥のケースの左側の金属部分は中空で、そこに手前の中針が入ってパイプと針の隙間を毛細管現象でインクが流れていく仕組みである。
昔の製図ペンのニブは容易に分解できる構造になっていた。というのは製図ペンのインクは顔料タイプで、ニブの中で固まると掃除をする必要があり、固着がひどいときは分解するのが常だったからである。
最近のニブが分解できない形状なのは、何かが進歩したのか、進歩はしていないけれども使い捨てになったのかはよく分からない。なにしろ、もう何年もインクをいれていないのでペンがつまったことがないのだ…
by zam20f2 | 2008-10-16 07:44 | 物系 | Comments(0)
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