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暗視野風

水槽は前と同じ1.5mm厚で顕微鏡撮影。位相差用のコンデンサを使っているので、対物のNAより大きなリングを選べば暗視野風になる。
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とはいえ、以前のマクロ撮影の暗視野的な照明と随分と違った印象。露出の違いではなく、光線の違いのような気がしている。
by ZAM20F2 | 2018-04-26 07:47 | 顕微系 | Comments(0)

要検討

前のエントリーのミジンコ写真はマクロレンズで撮影したもの。今回は顕微鏡での撮影を試みた。
使っている顕微鏡の光源部分には光学系はないので、ハーフミラーを使って通常光源とストロボ光が両方とも本体に入るようにすれば良いかなと思っていたのだけれど、ハーフミラーを入れると光源までの距離が離れすぎてしまい、均一な照明にならなかった。
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ハーフミラーの幅を狭くして光源を近づけられるようにするとかも考えたのだけれど、ストロボヘッドはかなり大きいので、それでも、どこまで近づけるかは分からない。というわけで、とりあえず、コンデンサの下に拡散板を入れてみた。
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今回の水槽は厚さ1.5mm。前回の写真は厚さ1mm弱なんだけれど、それだと、大きめのミジンコが引っかかるような印象があり、少し厚めにした。深さの分だけ、ピンぼけが生じやすくなり、歩留まりがさらに下がっている。

光学系・水槽の厚みなど、検討事項の山だ。

by ZAM20F2 | 2018-04-24 07:43 | 顕微系 | Comments(0)

ミジンコ撮影の困難さに佐々木昆さんを思う

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ここのところ、ミジンコ写真を撮っている。といっても、いつ終わるとも分からない練習中というのが現状だ。
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昨シーズンは、ミジンコは入手したんだけれど、水槽を作って撮影をしようという矢先に、飛び込んで来た蚊に向けて吹きかけた殺虫剤の影響か、一夜にして全滅してしまい、そのまま、新たなミジンコを入手せぬままに終わってしまった。

ミジンコ屋さん(本当は魚屋さんらしいのだけれど、私の中ではミジンコ屋かつゾウリムシ屋さんだ)は、昨年は袋詰めの品を売っていたのだけれど、今シーズンは店で飼っているタマミジンコをその場で袋詰めして暮れる。袋の中で弱ってしまう恐れがなくあんり、また、品切れもなくめでたいところだ。

ミジンコは、その辺の緑がかった水に入れておくと増える。ゾウリムシ用に買い込んだワカマツを入れておくと、さらに増える気がする。

動きは速く、定常光のシャッター速度では止められないので、ストロボを炊いている。使っているのはフィルム時代のOMシステムのマクロフラッシュだ。OMシステムではストロボのTTL調光が可能なのだけれど、カメラのX接点でつないでいるので調光は出来ずにマニュアルで使っている。撮影したその場で露出確認が出来るし、ISO感度もある範囲で変えられるので、露光調整はそれほど困難ではない。デジタルカメラになって、この手の撮影は素人が手を出せるものになった。

フィルム時代には、ポラロイドを使う以外は、その場での露出確認は不可能だった。適正露出条件を出すのには、時間と金のかかる試行錯誤が必要だったはずで、とても気軽に出来るものではなかったはずだ。その時代に生き物のマクロ撮影を行っていたのは佐々木昆さん。佐々木さんは、膨大な試行をもとに、様々撮影条件での露光に対するデータをまとめていて、それを使っての撮影は佐々木さんの独擅場だった。オリンパスがストロボのTTL調光システムを開発したときに、佐々木さんは、開発者の米谷さんに、これで、誰でもマクロのストロボ撮影が出来るようになってしまったと言ったという話をどこかで読んだ記憶があるのだけれど、それでもTTL調光は平均測光でしかないので、暗視野画像なんかには使えないと思う。それが、デジタルの時代になって、どんな条件下でも、素人さんでも露出が取れるようになった。そしてまた、フィルム代金を気にすることなく何枚でも撮影出来る。TTL調光とは比べものにならないほどの影響がある。

とはいえ、ミジンコの撮影、いまだに練習中のわけで、フィルムだけの時代であのような写真を撮影されていた技術力とそれを支える努力のすごさを改めて感じている。

by ZAM20F2 | 2018-04-22 16:42 | 科学系 | Comments(0)

違和感倍増

違和感突出のクレーンが気がつくと2本になっていて、違和感が倍増していた。
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いやだって、前にも書いたけれど、周りは、すごく庶民的な住宅地
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細い路地の向こうにクレーンが見えるのは、違和感だらけの光景だ。
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猫だって、あきれて投げやりな態度をしている。
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この物件、新たな広告が入っていて、7000万が最低ラインらしいのだけれど、周りを見渡すと、この値段で買う人がいるのか不思議になってしまう。
と思っていたら、線路を挟んで反対側には
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なプレートがかかっている。
なんか、ものすごくちぐはぐな街が出来そうな気がしてきた。

by ZAM20F2 | 2018-04-16 20:22 | 街角系 | Comments(0)

さかり

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今年は花が早く、連休頃には大方咲き終わりそうな感じだ
by ZAM20F2 | 2018-04-15 19:37 | 植物系 | Comments(0)

負けない

MWSさんの4月12日の写真にニコンのコンテスト向けの作例が挙がっているけれども、手元にも負けないぐらいカラフルな絵があったので思わずアップすることにした。
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一応、液晶の写真なので、もっともらしい説明をつけることもできるのだけれど、実体は、すごく適当に撮った一枚。
まあ、こんなところに上げているということは、出す気はないということなんだけれども……。
あ、でも、液晶を偏光顕微鏡で覗いていると、楽しいよ。


by ZAM20F2 | 2018-04-12 21:40 | 液晶系 | Comments(0)

演色性評価指数についてのメモ

しばらく前に、何人かでezSpectra 815Vを使ってLEDの演色性評価指数を計りながら頭を悩ませていた。多くのLEDは色温度が高すぎるので、適当なフィルターで色温度を下げて色味をよくしようという話で、実際、フィルターによって、LEDの青すぎる色味が落着いて、見た目には自然な光に近づくのだけれども、演色性評価指数は低下してしまうのだ。
何でかなぁと思って、演色性評価指数の計算方法を調べて分ったことは、あの値は、計測光源の色温度と同じ色温度の参照光源(黒体放射か色温度の関数として指定されるスペクトル)からのズレを特定の8色について評価した平均値であるということ。このため、青色光が強くて、色温度が1万Kを超えちゃうようなLEDでは、赤色側の光が欠如していても、その色温度の光としては赤色が弱いのは当然なので、それなりの値の指数が出てしまう。そして、フィルターを使って青色光を遮ると、色温度が低下する結果として、あるべきはずの赤色光の欠如により指数が低い値となってしまう。
でも、フィルターを入れた方が、光源の色温度が下がって、回りの光との色温度の差が小さくなるために、青みが取れた、より自然な光に見える。

その時のLEDは手元にないのだけれども、フィルターにより演色指数が低下するのは、豆電球を使っても再現できる。
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まず、豆電球のみの測定ではRa98が出てくる。この時の色温度は2600Kだ。
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これに写真用のMC-80Aをかぶせてみると、色温度は4100Kまで上昇する一方で、Raは88に低下する。
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80BだとRaの低下は少なく、91だけれど、色温度は3500Kまでしか上昇しない。
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ついでに、ニコンの顕微鏡についている色温度変換フィルターを試してみると、80Bより効果は少なく色温度は3000K程度で、Raは94という高い値を保っていた。
フィルターにより色温度を変えることにより、どうしても黒体放射からは外れてしまうために、Ra値が低下するという印象だけれども、現実問題として、それにより色再現に問題が生じることはないような印象がある。
by ZAM20F2 | 2018-04-11 20:50 | 科学系 | Comments(0)

附 その設計法

山北藤一郎さんの「モーターと変圧器の作り方」タイトルに「附 その設計法」なんて文言が入っているのがすてきなところ。
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それにしても、この本、決して戦争末期に出たものでないのだけれど、紙質が悪く、今にも崩壊しそうな感じだ。

by ZAM20F2 | 2018-04-09 06:57 | 科学系 | Comments(0)

高密度

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by ZAM20F2 | 2018-04-06 07:19 | 動物系 | Comments(0)

C12666MAとC12800MAの感度を考える

ezSpectraはC12666MAをカラーコンパスPCFはC12880MAを使っている。両者で何が違うのかと言えば、浜松ホトニクスのカタログでは、C12666MAが高ダイナミックレンジ、C12880MAが高感度とされている(それ以外にC12880MAの方が長波長まで測定できるといった違いもある)。C12800MAは内部に増幅器を持っていて信号を増幅しているらしい。ただし、両方の感度に関する情報はなく、どの程度高感度で、どの程度ダイナミックレンジが広いのかはカタログを眺めてもよくわからない。

ところで、そのカタログにある測定出来る入射光量範囲を見てみると、C12880MAが3E×10-14~1×10-6であるのに対して、C12666MAは3.5×10-13~3×10-7となっている。C12880MAの方が測定可能範囲が広いわけで、単純に考えると、C12880MAの方がダイナミックレンジも広いのではないかと思われる状況になっている。
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ただ、カタログを見ると、測定出来る入射光量範囲は、それぞれのデバイスの設定可能な蓄積時間から算出していると記してある。設定可能な蓄積時間は両者で異なるとされているのだけれども、その範囲については明示的には示されていない。

ただ、浜松ホトニクス製の評価ボードのスペックとして、C12666MAに対応するものは5ミリ秒から10秒となっており、C12800MAの方は、0.011ミリ秒から100もしくは1000ミリ秒となっている(カタログにより異なる。単体のカタログは1000ミリ秒になっている。)。他にデータがないので、これを設定可能な蓄積時間として考えることにする。

すると、光量範囲の最大値は、最小蓄積時間、最小値は最大蓄積時間に対応するはずである。そこで、最小と最大を蓄積時間10ミリ秒にした場合にどのような値になるかを計算することにする。このときの最小値は、測定可能な最小電荷で、最大値が飽和電荷になると考えられる。両者の比がダイナミックレンジになるはずだ。

C12666MAの方は、10秒で3.5×10-13なので、10m秒だと3.5×10-10が最小値となる。最大値は5ミリ秒で3×10-7なので、10ミリ秒だと、1.5E×10-7となる。一方のC12800MAは、最大蓄積時間を100ミリ秒とすると、最小値は3×10-13、1000ミリ秒なら3×10-12となる。最大値は、0.011ミリ秒で1×10-6なので、1.1×10-9となる。まとめると、
C12666MA 3.5×10-10~1.5×10-7
C12800MA 3×10-12(3×10-13)~1.1×10-9
となる。最大値と最小値の比をとると、C12666MAは430、C12800MAは370程度となる。なお、C128000MAについては、最大蓄積時間を100ミリ秒とすると、比率は3700になってしまうのだけれど、これは、さすがに値が大きすぎるので、1000ミリ秒を用いた値としている。

この計算にどの程度の正当性があるのか分からないけれども、一応、C12666MAの方が15%程度ダイナミックレンジが広いことになる。高ダイナミックレンジというには、差が少ない気もする。
ただ、前にも記したけれど、C12800MAを使ったカラーコンパスPCFは測定データが揺らぐのだけれども、これはC12800MA本体の特性が絡んでいるようだ。

by ZAM20F2 | 2018-04-03 07:25 | 科学系 | Comments(0)