マクロレンズを取り出してきた。倍率は4倍程度。
![]() ![]() 今ひとつ感があって、表面をきちんと磨かないとだめかなぁと思案中だ。 ![]() こちらは、物の保持の様子。使っているのは、本来は装飾品を加工する時の台。 ただ、附属のピンでは留められず、マスキングテープで縛り付けている。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-30 06:53
| 科学系
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方解石、フズリナが入っているのは分かるのだけれども、そのままではよく分からないので磨くことにした。
使ったのは転がっていた砥石。鏡面まで研磨する根性はなく、ザックリと。 ![]() 磨いた面は水をつけなくても、フズリナがよく見える。部分を切り出してみると内部構造が見えているのが分かる。 ![]() 実際には、ピント合わせの時に、拡大したら、内部構造が見えてしまって、へえ!となっていた。 化石館にあった20倍フズリナ模型の内部構造をみながら、どうやってこの構造が分かったのかと思っていたけれども、これだけはっきりみえるなら、フズリナを削りながら写真を撮っていけば、X線CTみたいなことが出来る昔から、断面構造は解明出来たよなぁなどと実感している。 それにしても、こうなったら、もう少し倍率の高いマクロレンズを取り出さねばならない。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-28 07:43
| 物系
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by ZAM20F2
| 2019-01-27 06:37
| 科学系
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![]() 化石館の現在の自然コーナーの人。 剥製と骨格標本が並んでおいてある。 さすがに、この人には触れないのだけれど、触れる剥製と皮もあって、ふもふもを楽しめる。ふもふも、世間的にはモフモフの方が用例は多い。でも、ふもふもの方がふわふわの親類っぽくて柔らかそうに感じるの。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-24 08:19
| 科学系
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化石館の近辺ではほ乳類が活動する時代の化石も出土しているそうで、特にサイの、ほぼ全身骨格も発見されているらしい。さらに、それらの時代の化石と一緒に人骨も発見されたところから、葛生原人として話題になったようだ。
![]() この近辺では、現在でも原人祭をやっているらしいのだけれど、その後の調査により ![]() とか ![]() であることが明らかになった。どうやら、発見された人骨はサイと戦った人々ではなく、ほんの数百年前に迷い込んだ人の物だったらしい。というわけで、その由来もきちんと記されている。 ![]() この話、最初の発見が誤りだったという話だけれども、いわゆる捏造ではなく、事実誤認というやつだと思う。両者の違いは、捏造が意図的に行われた物であるか、妄想と現実の区別が付かない人間によって行われるのに対して、事実誤認は思い込みと不充分な事実確認により生じる。悪意のない普通の人でも油断していると陥る危険性がある話だ。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-22 08:24
| 科学系
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化石館にはペルム紀や中生代のアンモナイトなどの展示もあるのだけれど、実に、素通りしてしまっていて、あまり印象に残っていない。やっぱり目が行くのは石灰石の展示のように、その場所でしかみられないものだ。そういう意味では化石館の近辺で出土した化石は大きく2種類に区分できるように感じた。一つは億年単位で昔のものでコノドントとかフズリナのたぐい。これらは小さな物なので、展示は中々大変だ。
![]() そういえば、隣の県にはコノドント館なんてのもあり、立ち寄った事があるの(でも、コノドントの事は覚えていなくて、足尾線の展示があったのだけ印象に残っている)。そのときの記憶では、どんな生物か定説がなかったのだけれども、こちらでは魚類の一種であるという紹介がなされていた。研究が進んだのだろうと思う。そして、もう一つがフズリナ ![]() えっと、これは拡大構造模型。さすがに、ここまでは大きくないのだけれど、入り口のあたりで、展示館の人が、「目に見えるけれども一つの細胞なんですよ」と盛んに強調していた。確かに、細胞一つとしてはとてつもなく大きい。内部構造もこれだけ複雑だったりすると、なんか不思議な気もする。 展示館の出口付近にはお土産コーナーがある。一人一つ、フズリナのきれいそうな石を選んで持って帰れる。 ![]() 磨き方のガイドもあって、これはとても良い。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-20 17:04
| 科学系
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化石館、当然、中心的な展示は化石であるわけだけれども、個人的に「おお!」と思ったのは、全国石灰石鉱山の展示。
![]() いろんなところに石灰鉱山があったわけだけれども、地図だけでなく、それぞれの鉱山の鉱石も展示されている。 ![]() 同じ石灰石といっても、白いのも、色付いたのもあって、中々楽しめる。CaO換算で品位が示されている鉱石もあるのだけれど、大体50%以上。CaCO3として原子量を考えると、CaOは56%程度みたいなので、色が付いているやつも、ほぼ炭酸カルシウムの塊なんだなぁと思う。 ![]() いろんな用途向けの品も示されていて、こちらも面白い。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-18 08:13
| 科学系
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入館無料の建物に吸い込まれるとむかえてくれたのは鬼のお面をかぶったもの
![]() 建物の人もその前で平然と説明をしているところをみると、誰かの悪戯ではなく、公式らしい。まあ節分前のせいかもしれない。 それにしても、顔に対してお面が小さすぎる……。悪くはないけれども。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-17 07:50
| 科学系
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ここのところ遠出も出来ずにいたので、思わず日帰りで少しばかり足を伸ばすことにした。
といっても、行き先は毎度のブドウ畑のあるところ。 ![]() その帰り、ふらふらとしていたら、何かありそうなところ。 ![]() こんなのも見かけたけれど、乗らずにもう少し奥に行くと、看板がある。 ![]() でも、どちらかというと、立て看の方より、ドアに書かれた文字の方に興味を引かれたので、そちらに行ってみることにした。ちなみに、ドアの館の方も入館無料だ。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-15 22:04
| 街角系
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![]() ガラス製の謎の装置だけれども、これは水銀整流器。今では、整流器といえばシリコンが主流だけれども、シリコン半導体が開発される前には、セレン整流器や水銀整流器が使われていた。 水銀整流器は機関車にも使われていたはずで、こんなガラス製の物で大丈夫なのかという気もするのだけれど、調べてみると鉄製のものもあったらしいので、そちらが使われていたのかなとも思う。 伏見康治さんの本に、セレン整流器などは整流の原理が解明されていないけれど、シリコンは原理が解明されているので、急速に発達しているなんてことが書いてあった気がする。技術には、素性の良い物と悪い物があって、素性のよい技術は特許でがちがちに押さえないとすぐに模倣されるのに対して、素性の悪い技術は特許でノウハウを出してしまうとまねされるので、門外不出にする方がよいというのをどこかで読んだ記憶があるけれども、その一例なのかなという気もする。 ![]() 一通り見終わって、通常展にはよらず、鯨に挨拶して坂を下ると、叫んでいる人々がいた。 ![]() ![]() 特別展、確かに初めて見る物なんかもあって面白かったのだけれども、技術系統や、時代背景の展示が不充分で、どのように極東の島国に影響を与えたのかが今ひとつわかりにくい気がする。たとえば、その時代の生活の写真なんかがあると、その違いに驚く人も多いのではないかと思う。そういう意味で、少しばかり残念な展覧会だった。 ▲
by ZAM20F2
| 2019-01-14 09:13
| 科学系
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