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スパゲッティコード(特別展Ⅸ)

スパゲッティコードといえば、普通はソフトウェアの話だけれども、これは、物理的なスパゲッティコード。
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実物は
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よく動作したものだと思う。
# by ZAM20F2 | 2018-12-28 06:59 | 科学系 | Comments(0)

違う気がする(特別展Ⅸ)

諏訪セイコーが出していた腕時計型液晶テレビ。
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もっとも、これだけでは画像は見えず、チューナー部分が別途必要。
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全体像は
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とヘッドフォンも付いている。
確か発売当時は10万ぐらいした品。確かに、インパクトはあったかも知れないけれども、これが日本を変えた千の技術かと言われると、違う気がする。
何しろ、現在の液晶テレビは、この品の子孫ではないからだ。この製品は、ゲスト-ホスト型の表示方式を使っていたはず。これは、液晶に色素を混ぜたものを使うのだけれども、今の液晶テレビは色素は混ぜておらず複屈折性の制御を通して表示をしている。また、この品は確かに、トランジスタを使ったアクティブマトリックス駆動だけれども、単結晶のシリコンを使っていたと思う。それに対して、今のテレビは単結晶でない、薄膜トランジスタを使っている。
液晶テレビは(それ以外の方式も含めた平板型テレビは)確かに、家庭のテレビ環境を変えているとは思うのだけれども、そこに繋がっているのは、
バックライト+3原色フィルターによるカラー化
薄膜トランジスタ(TFT)によるアクティブマトリックス駆動
の2つだと思う。前者は当時東北大の内田先生の仕事。後者に関しては、液晶テレビの最初の品として、家電メーカーの品が紹介されることが多いけれど、マッキントッシュのポータブルマシンに使われた、ホシデンのモノクロTFTが最初だというのが、業界通の話だ。出してくるなら、このあたりの品であるべきだと思う。

# by ZAM20F2 | 2018-12-26 08:19 | 科学系 | Comments(0)

謎の銅鐸(特別展(Ⅷ)

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極東の島国の技術開発は20世紀の中盤までは、軍事が大きな要因だったと記したけれど、展示では、それがあらわにでてくるのが、飛行機用のエンジン。これは、さすがに戦闘機のものを出すしかなかったようだ。
その奥に、謎の銅鐸のような、巨大なものがみえるけれども、これは、高速度カメラだそうだ。
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現在の高速度カメラと比べてみると、フィルムのような物理的な媒体に記録しないで済むようになったのが、いかに凄いことかを改めて感じる。
# by ZAM20F2 | 2018-12-25 07:46 | 科学系 | Comments(0)

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そして、上には天使
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# by ZAM20F2 | 2018-12-24 08:57 | 文系 | Comments(0)

射出成形(特別展Ⅶ)

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計算尺の向こうに写っているのは目盛りの型。説明では計算尺全体がセルロイド製のようにも読めてしまうけれども、ヘンミさんのは内部は竹で表面がセルロイドだったと思う。セルロイドはおもちゃ等によく使われていたけれども、よく燃えて危険なので使われなくなった。
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こちらは、ピンポン球の整形道具。こんなのでピンポン球が作られているとは知らなかったよ。それにしても、ピンポン球がセルロイド製でなくなったとは知らなかった。これじゃあ、ロケット燃料が手に入らないじゃないか……。
ピンポン球を細かく切って、金属製の鉛筆キャップに詰め込んでキャップの口をペンチで適当につぶして、焚火に投げ込めば、キャップが焚火から飛び出してくるというのは、戦後の子どもの悪戯の一つではなかったかと思う。そういえば、「楽しい科学」のロケットの回でも、最後に大学の先生が出てきて、ロケット実験で怪我をする子どもが多発しているので、危ないからやらないようにと語りかける場面がある。セルロイドに限らず、花火の火薬を集めて火をつけるとか、ガラス瓶にドライアイスを入れて栓をして爆発させてしまうなど、やっちまった話は直接にではないにしても、どこかで聞いたことがある話でもあったように思う。

合成樹脂に話をもどすと、Uボート改めロ号潜水艦で運ばれたという射出成形機があった。
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頭の中で、潜水艦て人が出入りする程度のハッチしかない気になっていたので、こんなものをどうやって運んだのかと思ったけれど、考えてみれば、魚雷なんかも人の出入りするハッチから運び込めるわけもなく、絶対に大きなハッチがあるはずだ。そこの防水、大変だろうなぁなどと関係ないところで関心したりもしている。
この成形機、油断すると同じようなものが現役でどこかで動いている気もする。ドイツからわざわざ運んでくる位だから、政府間のやりとり的なものかとも思うのだけれども、銘板を見ると、代理店さんのものもある。
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どういう仕切りだったのか、引っかかっている。
# by ZAM20F2 | 2018-12-22 14:39 | 科学系 | Comments(0)

繊維の変遷(特別展Ⅵ)

しばらく前に、冗談のように富岡製糸場が世界遺産になったわけだけれども、その工場が出来たのは1872(明治5)のこと。絹糸や綿糸は長らく極東の島国の稼ぎ頭であった。
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大昔の繭見本があった。写真取り損ねたけれども、これ以前のもあった気がする。見ると、現在のに比べると小振りな気がする。大正期にもなると形状は少し変わってくる。
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ついでに展示されている光る繭。
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いや、どうみても日本を変えた千の技術には入らない品でしょうが。繭見本とバーターで提供先が押し込んだのかと疑っちゃいますよ。なんというか、展示会の品位を下げる展示だ。
絹と並んで重要な輸出品が綿
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こちらはガラ紡と呼ばれる紡績機。大昔に、日本の綿は短繊維でエジプト綿のような長繊維系の綿の紡糸機では糸切れがおおく、ガラ紡は短繊維向けに開発されたものと聞いたことがあったけれど、現物を意識してみるのは初めてだ。
そういえば、綿糸など「高品質日本の起源」によれば、現場の女工さんの工夫が品質向上の要だなんて主張がされているけれども、少し前に上げた山本さんの本によると、
・最新式の機械の使用と、そのメンテナンスを行える体制の存在(最新式の機械については、「高品質」の中ででも取り上げられているけれども、インドでも同じ機械が入っていたけれどもだめだったという理由で却下されている。これは……現場を知らない学者の妄言と言って良い気がしてきた。)
・生産管理等を行う、大学卒技術者の存在
・女工さんを2交代で11時間ぐらいの勤務時間で奴隷のように働かせる低賃金労働
の3点が大きな要素だったようだ。うーん、誰か「高品質日本の…」ではなく「ブラック企業が繁栄する日本の起源」なんて本を書いてくれないかなぁ。

繊維産業を大きく変えたのは合成繊維の発達。
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これは、ナイロンの紡糸機の口がね部分。東洋レーヨンからでた品。東レさんがレーヨン会社だったと知る人も少なくなっているのではないかという気もする。レーヨンは、今では、ちょっとしゃれた素材としても使われるけれども、もともとは人工絹糸という代替物だったわけで、どうしても粗悪品というイメージが残ってしまう。
NYLON、命名には諸説あるようだけれども、Wikipediaにはのっていない話で聞いたことがあるのは、日本の絹糸は農業試験所で品種改良した繭である農林(NOLIN)x号系のものが多く、それを駆逐するものとして、逆読みにしてIをYに変えたという話を聞いたことがある。もちろん、真偽のほどには自信はない。

# by ZAM20F2 | 2018-12-21 07:58 | 科学系 | Comments(0)

電信電気(特別博Ⅳ)

先の本によると、電信は極東の島国に割と早く広がったらしい。
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その理由には軍事的なものがあり、西南戦争の時にも政府軍は電信を使って薩摩の動きを本部で把握していたらしい。
そういう意味では明治の初めから、軍事関係の事柄は、この国の技術発達に大きな影響を与えている。今回の特別展では、戦闘機に使われたエンジンも置いてはあるけれども、軍事技術の影響は明示的には出ていない。
あの本を読みつつある身の上としては、少し物足りない気もする。
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こちらはガス灯。極東の島国では割と早く電灯となった。
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それは、ガス灯が広くは普及していなかった事も一つの理由だったらしい。
電球は今と違って頭がとがった形をしている。大正の初めの頃に生まれた人によると、この手の電球の頭を水につけて、先の出っ張りを割ると噴水のように水が吹き込んで面白かったそうだ。
怒られなかったかどうかは聞きそびれた。
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こちらは水力タービン。展示に運び込める程度のコンパクトなサイズだ。こんなのを見ていると山北さんの本で、水力発電所などという工作が出てくるのも頷ける気がしてくる。 

# by ZAM20F2 | 2018-12-19 06:58 | 科学系 | Comments(0)

到来物(特別展(Ⅲ))

シリーズの最初のエントリーで出した山本さんの本によると、明治維新は科学技術の取り入れに非常に都合のよいタイミングで生じたと言う。いわゆる古典物理学が完成の域にたっして整理され、蒸気機関等の技術も一段落した時代。このため、紆余曲折したものではなく整理された物を効率良く取り込めたという。それを象徴するのかなと思える品がメートル原器。
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もちろんこれはレプリカで本物は筑波に厳重に保管されている。30本作られた原器の22番目の物が極東の島国にやってきている。そのときには、しっかりした鉄の容器に収められていたそうだ。
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Wikipediaによるとメートル条約が批准されたのが、1875年。メートル自体は18世紀には定まっていたけれども、それがじわじわとヨーロッパ諸国に広がって、この年に署名が行われた。日本は1885年に条約に加わり1890年に原器がやってきた。明治維新は、メートルが定められ、それがスタンダードとなった頃に行われたわけで確かに早すぎても何を受け入れるか混乱したかもしれないし、遅すぎれば、30本ははけてしまっていたかもしれない。
(おそらく)同時にやってきたキログラム原器はNo.6
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キログラム原器はメートル原器より後に作られたため、異なる番号のものが来たのではないかと思う。キログラム原器も、厳重な容器に保護されて運ばれてきた。
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日本では当時は長さの基準は尺だけれども、工業技術の大きな違いにため息をつくしかなかった時代としては、近代化のためにメートル法を導入するのは当然の決定だっただろうと思う。そして、メートル法の導入により尺を改めて定義することになり、尺原器が作られた。
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こちらくすんだ色だけれど、何で作っているのだろうか。メートル原器とキログラム原器の法は、白金-イリジウム合金で作られていて、プラチナが3000円/g程度なので、キログラム原器は地金にしちゃっても300万程度の価値があることになる。現在は役目を終えつつあるとはいえ、金庫に保管されているのも納得出来るところだ。

メートルの定義はしばらく前に変更になり、メートル原器はもはや歴史的および貴金属的価値しかないものとなった。キログラム原器も、キログラムの定義が変わるためにもうすぐ歴史的な品となる。この特別展の大夫後ろの方に、シリコンの真球があって、重さの定義に係わるような話があったので、思わず、新しいキログラムの定義はSi原子が何個といった感じで定義されているのかなぁと思ったのだけれども、調べてみると、プランク定数をある値に定めることにより定義されるようだ。

このあたり、この展示で、なんとなく不満なところ。日本を変えた千の技術博というなら、単発に物を出すより、系統的な流れが分かるような方向になっていた方がありがたい。
# by ZAM20F2 | 2018-12-18 07:55 | 科学系 | Comments(0)

特別展(Ⅱ)

特別展の最初のあたりは、紙物が多い。前のエントリーの元素一覧もそうだけれど、もっと身近な物もある。
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まだまだちょんまげがのっているあたりに時代を感じる。
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これだと体重より重い物は持ち上げられないわけだけれども、
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より弱い力で引き上げられるものもある。
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動物絵図もあるのだけれど、これは、(写真はないけれども)英語版の元の図版があって、それを元に作製されているような印象だ。
ここまでの図版は教わる側を対象としたものだけれども、教える側を対象としていそうなものもある。
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こちらは、器具の使い方のようだ。

# by ZAM20F2 | 2018-12-17 08:05 | 科学系 | Comments(0)

特別展(I)

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読みかけの本につられて、ふらふらと上野のお山に出かけた。
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出かけた先は博物館の特別展。
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入り口付近の門番さんの先には、開国以来のいろんなものが並んでいる。
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の実物を眺めると、随分といろんな元素が書き込まれている。
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それにしても不思議なのは、これらが19世紀に作られたものであること。原子論の歴史といった本を見ると、20世紀になって、アインシュタインのブラウン運動の理論が実証されて、万人が原子の存在を認めるようになったなんて記述があるんだけれど、そこまで原子を信じていなかった人は、このような元素の分別をどのように説明していたんだろうかと不思議になってしまう。


# by ZAM20F2 | 2018-12-16 19:06 | 科学系 | Comments(0)

高幡不動

21世紀ではあると思う。最初の1枚を除いて季節は11月頃っぽい。
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# by ZAM20F2 | 2018-12-15 07:40 | フィルム | Comments(0)

1本多い……

冷凍庫の中からは、撮影済みのフィルムも発掘された。
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デジタルカメラを買ってからも、フィルムの撮影はしていたのだけれど、頻度が落ちたために撮影済みのフィルムは冷凍庫に放り込んで、まとめて現像していた。記憶では3本くらいたまっているつもりだったのだけれど、思ったより数が多く、ぼーっと数えて9本。手持ちのタンクは1回で3本処理出来るので、3度回せば良いかと現像・定着液を用意して現像を始めた。
で、2回終わった時点で、何故か残りが4本ある……。しょうがないから、1本用タンクも引きずり出して、時間差で最後は4本処理をした。
前のエントリーのミニコピーの他、期限がだいぶ切れたISO100のフィルムはあるのだけれど、さすがに、それらを使う気にはなれず、一方で、フィルムカメラも改めて良いなぁなどと感じていて、XP2でも買い込むかなぁと思案中。

# by ZAM20F2 | 2018-12-14 07:42 | フィルム | Comments(0)

発掘品

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冷凍庫の大掃除をしていたら出てきたミニコピーフィルム。もちろん、使用期限切れの品物。
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このフィルムを作っていた会社、
「富士フイルムおよび関連会社では、富士フイルムグループ社会貢献方針にのっとり、本業を通じた社会・地域貢献をはじめ、写真文化を守る活動、将来世代への環境教育支援や、民間企業としては初めて自然保護をテーマとした公益信託「富士フイルムグリーンファンド」設立など、幅広い社会貢献活動を展開しています。」
らしいのだけれど、ミニコピーを初めとした銀塩フィルムの扱いを見ると「写真文化を守る活動」は社会貢献の看板から外した方がよいかと思う。
モノクロフィルム自体は、写真文化を守る気のある他のメーカーから(値段は高くなったとはいえ)供給されているので入手はできるのだけれど、知っている限りで、これに代わるフィルムは存在しなくなった。超軟調現像での画像も悪くないけれども、科学遊びをしたい普通の人が光の回折実験用の二重スリットを手軽に作ったり、簡易なフォトレジストマスクに使えるフィルム。デジタル化で出来るようになったことも多いけれど、出来なくなったことも確かに存在している。
# by ZAM20F2 | 2018-12-10 07:47 | フィルム | Comments(0)

読者のその後

前のエントリーの本は、奥付きによると昭和28年の発行だ。7月初旬には発行されているので、夏休みには間に合うタイミングだったようだ。
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この本、蔵書印があった。
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持ち主はM.FUKUDAさんだったようだ。本には、他の手がかりも少しばかりあって、おいくつぐらいの方かも想像ついたので、この本の持ち主だった方のことを想像で描いてみたいと思う。

Fさんは昭和17年頃の生まれ。出身地は分からないけれども、東京の小学校に通っていて、この本を手に入れたのは小学校4年生の時。夏休み前に手に入れたので、随分と夏休みに眺めて、本の表紙が外れかけてしまったようだ。前のエントリーで本の左側に白い部分があるけれども、これは補修のために貼られた紙で、その上から4年生の時のクラスと名前が裏表紙に書いてあるので、間違いないだろうと思う。

昭和28年といえば、高度成長以前。都市部のサラリーマン家庭では、子供の科学を定期購読して、誠文堂新光社の新刊を知ることも出来たろうけれども、農村部では、まだまだ現金収入は乏しく、子供にこのような本を買い与えることは少なかっただろうと思う。それに、エナメル導線なんかも、そこらでは売っているものではなく、科学教材社の通販はあったと思うけれど、今みたいに、画面で見て、ポチれば済むような気楽なものではなかった。Fさんがこの本を手に入れて、工作もできたであろうことは、都市部に住んでいたからこそだと思う。


その後、6年生の時のクラスが書いてあって、さらに中学生の時のクラスが書いてある。この本は愛読書で、だんだんと複雑なものまで作るようになったのだろうと推測できる。

小学4年の時にはラッションペンのようなもので名前がかいてあるけれども、中学生になると万年筆の文字だ。昔は中学生になると万年筆というのがよくある話だったなぁとしみじみと思う。今は、万年筆なんていうのは趣味の筆記具で、妙な懐古趣味のボディーが流行っているけれども、昔は万年筆は実用品で、年々スタイリッシュな格好へと変化していくものだった。

その後、Fさんは大学の工学部に入学して、そして学部を卒業して誰でも名前を知っている弱電系家電メーカーに就職した。
今でこそ、理工系は大学院の修士まで行く人が多いのだけれど、Fさんの大学卒業はオリンピック前のこと。修士なんかに行ってしまうと、企業が雇ってくれなかったような時代だと思う。

山北さんも芝浦製作所の技術者だったわけで、その山北さんの本が愛読書だった子どもにとっては、きわめてまっとうな進路だと思う。

その後は技術者として、極東の島国の工業の発展に貢献されたのだろうと思う。Fさんのような多くの技術者がいたから、ハードウェア関係の工業の発展が可能だったのだろうと思う。

昭和28年から60年以上たった今、小学生向けに、電磁石やモーター作りを唆す本は知っている限りでは新刊で存在しない。一方で、小学校程度の子供でも、プログラムを独習できるような情報環境は存在しているとは思う。子供を取り巻く環境の変化は、これからの技術者にどんな影響を与えるのだろうか。






# by ZAM20F2 | 2018-12-07 08:15 | 文系 | Comments(0)

電気模型と工作

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誠文堂新光社から出ていた山北藤一郎さんの本。対象は小学校高学年から中学生くらいではないかと思う。
まず電磁石が出てくる。
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これは、確かに小学生でも作れそう。
続いて出てくるのは電鈴
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そして電流計
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これは、意表をつかれたけれど、電流計の原理を理解するのにはよい工作だと思う。

モーターと続いていく。ただし、このモーター、磁石は使わずに電磁石で動かすようになっている。
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このあたりまでは、普通なんだけれど
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変圧器となると、作るのは良いけれど、何に使うんだという気分になってくる。
ちょっと面白いのは磁石を使ったモーターがこの後に出てくること。
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今の感覚からすると電磁石を使ったモーターはなく、こちらだけなんだけれど、それは、磁石が発達したためなのかなとしみじみする。
その後、発電機が出てくるまではありかなとおもう。
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でも、火力発電機となると
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ボイラーも必要なわけで、水力発電はその点は安心だけれど、
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それでも、工作はらくではないと思う。家中を水浸しにしなければ良いのだけれど。
そして最後は電源装置。
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ここまでたどり着いた子はどのくらいいたのだろうか?


# by ZAM20F2 | 2018-12-05 08:36 | 科学系 | Comments(0)

水面上のSmA-N転移

前のエントリーのSmA相の状態から温度を上げてN相へ転移させた。
普通、N相になるとSmA相の層構造由来の構造が解けて、均一な組織に移るように思うのだけれど、
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と配向が絡まったまま残っている。まったく予想外でこんなことがあるから組織観察はやめられない。
# by ZAM20F2 | 2018-12-03 08:26 | 液晶系 | Comments(0)

SmA水面上液滴 (Ⅳ)

少し温度と倍率を上げたもの。
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# by ZAM20F2 | 2018-11-30 07:48 | 液晶系 | Comments(0)

SmA水面上液滴 (Ⅲ)

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ようやく色温度設定をなおした。デフォルトの設定では見た目とあわず、色温度を調整して合わせている。
# by ZAM20F2 | 2018-11-28 07:48 | 液晶系 | Comments(0)

三の酉

この前の日曜、三の酉
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今年は火事に注意だ。
それにしても、朱印を戴くための行列があって驚いた。今まで、そんな行列は一切見たことがない。
その横の福包熊手御守には行列はなかったし、それが何かを聞いている人がいたくらいなので、大鳥神社に関しては素人さんが来ていたようなのだけれど、翌日にフェースブックを見ると
「本年は参詣者が非常に多く、福包熊手御守は全て出てしまいました。」
とのことで、何かが起こっている印象がある。
一方、上の写真のように、熊手屋さんは年々数が減ってしまっている。
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こちらは、そばの雑司ヶ谷鬼子母神。大銀杏、一部色づいていた。
ススキミミズクが名物だったけれど、店もなくなり、普通には入手できなくなっている。

# by ZAM20F2 | 2018-11-27 08:33 | 風景系 | Comments(0)

SmA水面上液滴 (II)

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相変わらず色温度設定がおかしい。前のエントリーと同じもので拡大率が上がっている。
# by ZAM20F2 | 2018-11-25 20:09 | 液晶系 | Comments(0)

SmA水面上液滴

水の上に置いたSmA相。カバーガラスなし。色は……色温度設定のミス
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# by ZAM20F2 | 2018-11-22 08:02 | 液晶系 | Comments(0)

掘ってみた

6月にホームセンターで、上庄の里芋の種芋を売っていた。上庄の里芋は福井県大野市あたりの在来種。どう考えても、あのあたりの土と気候じゃないと、全うに育つとは思えなかったのだけれど、買い込んで、そこら辺に植えておいた。一応、葉っぱが茂って、秋になって、掘り出そうかなぁと、その時点で里芋の栽培方法を調べたら、夏場の水やりなどが記してある。何もやらずに放置した身としては、里芋に悪いことをしたなぁなどともおもったのだけれど、とりあえず掘り出して、水洗いしてみた。
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里芋、こんな具合に育つんだと掘り出して眺めている。全体にえらく小振りなのは、土地と放置のためだと思う。味は未確認。
# by ZAM20F2 | 2018-11-20 07:57 | 植物系 | Comments(0)

低い

正面に虹が見えたので、車を左に寄せて止めて外に出て撮影した。
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後からみると、レンズに雨滴がついていた。全体にすっきりしないのはそのためのように思う。
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こちらは、その少し前。
それにしても虹、タイミングが難しい。最初の写真は車を止めた時点ではもっとはっきりしていたんだけれど、通り過ぎる車を待って外に出る間に淡くなってしまった。
# by ZAM20F2 | 2018-11-18 08:09 | 風景系 | Comments(0)

固いスメクチックから結晶へ

前のエントリーのネマチック相を徐冷すると、
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上の写真のようなのっぺりした組織が一気に成長する。これは、文献によると、層内にも周期構造のあるスメクチック相らしい。歴史的にはスメクチック液晶とは呼ばれているけれども、最近の規約に従うと、3次元的な重心位置の周期構造があるので、結晶に分類されてしまい、Cry相と呼ばれることも多くなっている。とはいえ、本当の結晶とは異なり、分子長軸周りの回転の自由度が残されていて、異方的な柔粘性結晶というか、一種のローテータ-相とでも言うべき状態だと思う。
ただ、この相は降温時のみ出現する準安定そうで、出現したかと思うと次の瞬間には結晶相が育ってしまって、
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といった状況になってしまう。
二つの写真を比べてみると、上の状態がCry相といっても、本当の結晶とは随分と違うものであることが実感できると思う。

# by ZAM20F2 | 2018-11-16 20:01 | 液晶系 | Comments(0)

結晶→ネマチック相転移

結晶からネマチック相への相転移。
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見た目組織がそのままだけれども、結晶ではぎざぎざだったドメイン境界がなだらかになっている。模様がそのままなのは、ネマチック相でも分子長軸の方向が結晶と同じためだと思う。
これは、少しばかり極端な感じで、ネマチック相になると結晶とは異なった文様になることもある。
# by ZAM20F2 | 2018-11-13 07:18 | 液晶系 | Comments(0)

SmA扇形組織

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# by ZAM20F2 | 2018-11-11 12:22 | 液晶系 | Comments(0)

SmA扇形組織

SmA相の扇形組織(fan-shaped)
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くらい部分は分子長軸が基板に垂直。元は、全面水平配向だったが、カバーガラスをずらしたら、部分的に垂直配向になり、また水平配向の部分もずらした方向に垂直に並んでいる。
# by ZAM20F2 | 2018-11-09 08:18 | 液晶系 | Comments(0)

ネマチック→等方相転移

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こちらは解けていく過程
# by ZAM20F2 | 2018-11-07 06:53 | 液晶系 | Comments(0)

等方相→ネマチック相転移

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# by ZAM20F2 | 2018-11-05 08:09 | 液晶系 | Comments(0)