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少しは分かる

ヒドロキシプロピルセルロースと水の混合物。


普通の人向けの液晶実験でよく使われる素材だ。とはいえ、大昔のエントリーでも記したように、液晶がどのような物かのデモとしては如何なものかと思う。
透明な物質を混ぜて色がつくのは不思議な事ではあるけれども、その原理をきちんと説明するのは困難だし、また、その特性を見せるのも楽ではない。


ヒドロキシプロピルセルロースの呈色はコレステリック液晶による物なので、円偏光であるはずのものである。だから、円偏光板を通すと色がなくなってしまうはずなのだけれども、左右どちらの円偏光板を通してみても、殆ど見た目が変わらない。
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これは、液晶が複屈折を持っているせいで、偏光状態が変わってしまうためだ。このため、円偏光タイプの3D眼鏡を持っていても、目の覚めるようなデモにはならない。

ただ、液晶がうまく配向した場所なら、一応は円偏光となる。瓶を回して液晶を薄く層にすると、その部分はある程度の配向は得られるようで、円偏光の符号により、見た目がそれなりには異なる。
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どうせ、デモをするなら、このあたりまでやるべきなのだろうけれども、でも、コレステリックタイプの虫の呈色が失われるのに比べると、インパクトが全然足りていない。

by ZAM20F2 | 2019-11-07 05:34 | 液晶系 | Comments(0)

グリセリン上のネマチック(その3)

グリセリンの上に液晶を滴下してから随分と時間が経っているとはいえ、文様は刻々と変化していく。写真は1枚目と同じ場所。
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by ZAM20F2 | 2019-08-22 05:19 | 液晶系 | Comments(0)

グリセリン上のネマチック

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こちらもグリセリン上のネマチック相。
デモのテスト用に準備していたのが綺麗だったので思わずついているカメラで撮影していたものの1枚。

by ZAM20F2 | 2019-08-21 05:50 | 液晶系 | Comments(0)

グリセリン上のネマチック

グリセリンの液滴上にネマチック液晶をたらすと綺麗な模様がうごめいて見える。それはそれで楽しいのだけれど、写真は、それから小一時間たって、動きがあまりなくなった後。
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真中少し右に強度1の転傾があるのだけれど、転傾の周りで色が変化している。
液晶分子の長軸の向きは空気界面側は界面に垂直、グリセリンとの界面は平行に近いと思うのだけれど、それで、転傾を挟んで色が派手に変わるとなると、転傾がらみで、配向が違っているように思える。
前の結晶の写真と同じで、ぼーっと眺めていたのでステージを回したりしていないのが残念なところ。

by ZAM20F2 | 2019-08-19 05:44 | 液晶系 | Comments(0)

結晶多形

安息香酸コレステロールの色つき結晶を眺めるには、プレパラートを百数十℃に暖めた上に粉を載せて溶かして、上にカバーガラスを置いて、適当に冷却すればよい。
ただ、このプレパラート、長時間(数ヶ月から年単位)放置していると、色つき結晶の中に、見た目が鮮やかではない領域が出現してくる。
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おそらく、複数の結晶形があって、冷却で出現しているのは準安定相で、じわじわと出てくるのが安定相なのだろうと思う。
安息香酸コレステロールは、高温側から等方相-ブルー相-コレステリック相-スメクチックA相-結晶相なのだけれど、スメクチックA相では分子が平行に並んだ形状なので、それに引っ張られて最初に出現する結晶相が準安定相になるのかなぁなどと思っている。
これを書きながら、写真のようなプレパラートを昇温過程で観察したら、融解温度が異なっているのが見られるかなぁなどと思案中。
by ZAM20F2 | 2019-08-14 08:28 | 液晶系 | Comments(0)

安息香酸コレステロール:結晶

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安息香酸コレステロールは、流れる結晶が見いだされた物質の一つだけれど、この写真は結晶状態。
液晶では、文様の境界がなめらかな線になるのが普通だけれど、結晶だとぎざぎざしている。
右半分が、オレンジ系から水色系に連続して色が変わっているのは、試料の厚みが水色に向けて厚くなっているんだろうなぁと推測できるのだけれども、左側で水色とか黄色が入り乱れているあたりは、そんな急激に、そして不均一に厚みが変わっている理由はありそうになく、何がおこっているのか謎のところだ。
こんな感じの文様、見慣れているはずなのに、改めて注意してみると、説明できない部分が見つかったりする。油断がならない。

by ZAM20F2 | 2019-08-12 09:10 | 液晶系 | Comments(0)

コレステリック 指紋状組織

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いわゆる指紋状組織なんだけれども、やたら丸まっている部分が多いのが面白い。
by ZAM20F2 | 2019-08-11 09:01 | 液晶系 | Comments(0)

水面上のSmA-N転移

前のエントリーのSmA相の状態から温度を上げてN相へ転移させた。
普通、N相になるとSmA相の層構造由来の構造が解けて、均一な組織に移るように思うのだけれど、
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と配向が絡まったまま残っている。まったく予想外でこんなことがあるから組織観察はやめられない。
by ZAM20F2 | 2018-12-03 08:26 | 液晶系 | Comments(0)

SmA水面上液滴 (Ⅳ)

少し温度と倍率を上げたもの。
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by ZAM20F2 | 2018-11-30 07:48 | 液晶系 | Comments(0)

SmA水面上液滴 (Ⅲ)

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ようやく色温度設定をなおした。デフォルトの設定では見た目とあわず、色温度を調整して合わせている。
by ZAM20F2 | 2018-11-28 07:48 | 液晶系 | Comments(0)